免疫力アップ・統合医療(免疫治療・サプリメント)の健康ガイダンス


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新着情報

●免疫治療 勉強会●
~ガン治療の免疫細胞療法‐他者・免疫リンパ球療法の現場から~
2010.03.01
*開催日 2010年3月13日(土)
*場所   原宿クリニック
*受講料 無料
*「免疫の働き」と「ガン・免疫細胞療法」について、先生がガンや免疫疾患の方、健康志向の方にもわかり易く解説。免疫細胞療法を詳しく知りたい方もぜひお越し下さい。ご参加・問合は当研究所へ。
▸ 2010年度
《免疫医学研究会》
第3回「日本免疫健康講座」
2010.03.01
*開催日 2010年3月28(日)
*場所   フォーラム8
生化学検査を「免疫能」という観点から、日本免疫研究の第一人者、佐藤静夫博士がわかり易く解説。内容の濃い講義と最新治療情報も交えての貴重な講義です。
 


西洋医学と東洋医学の考えを合体させた第三の医学=「統合医療」。その療法は、あくまで全身の調和をとることを基本に治療計画を立て、西洋医学をベースに、漢方・鍼灸・整体・マッサージ・健康食品・栄養補助食品などを含む東洋医学をあわせた新療法として、現在、ガン治療、アレルギー、リウマチなどの免疫疾患などにも広く応用されています。
私どもが取り組んでいる「免疫療法」とは、この「統合医療」の基本的な考えをふまえ、免疫学的な観点から免疫機能の改善や生体を生き生きと働かせることを目的とした治療法のことを言います。主に「免疫リンパ球療法」と「免疫能(力)を整えるための栄養補助食品・サプリメント」を中心とした「免疫療法」を行っております。この「免疫療法」は、身体の生体防御機構を改善することが第一目的であり、自然治癒力を高めようとするものです。
私たちが本来生まれた時から備わっている「免疫」の力をリンパ球によって活性化し、増強しようというこの治療法は、ガン治療の術前・術後再発防止、転移予防、残存ガン治療、またリウマチ、アレルギーなどの免疫疾患などに対しても効果が期待され、化学療法とは異なり強い副作用がないため、高いQOLを維持できると、近年特に注目を浴びています。いずれの場合も、患者さんと医療機関・当研究所との連携で、充分なカウンセリングを行いながら治療計画を立て進めていきます。


●「免疫リンパ球療法」で効果が期待されている疾患
(1)ガン治療の術前・術後再発防止・転移予防・残存ガン治療、
(2)リウマチ、膠原病などの免疫疾患
(3)アレルギー治療など
●上記の方で、具体的にどのような方が免疫リンパ球療法の対象になるのか?
(1)食べられる
(2)歩ける
(3)血中リンパ球数が一定基準値内にある患者さんに特に有効
※胃ガン、肺ガン、肝ガン、大腸ガン、卵巣ガン、子宮ガン、乳ガン、前立腺ガンなどで化学療法や放射線療法に反応しないガンに効果が期待されます。
※転移を伴った腎臓ガンで、従来の方法では根治不能と診断された症例に対するリンパ球療法の結果、従来の方法に比べ明らかに有意の結果が認められた例もありました。
                                                 他者 免疫リンパ球療法の症例集はこちら
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  免疫細胞療法「免疫リンパ球療法」には大きく分けて2つに分類されます。
  「自己リンパ球療法」と「他者リンパ球療法」です。
  どちらも優れている点は化学療法に比べ、副作用が圧倒的に少ないという点です。
自己リンパ球療法 自分のリンパ球を使って輸注するリンパ球療法
 ※現在、日本の免疫細胞療法の主流。化学療法に比べ副作用はほとんど認められない。しかし一般的に、明らかな効果の期待が難しく、またコスト的負担も高いとされる。
他者リンパ球療法 他人のリンパ球を使って輸注するリンパ球療法
 ※アメリカのガン治療における免疫細胞療法の主流。
  副作用はほとんど認められないだけでなく、現在の日本における他の免疫療法に比べ、高い効果や治癒率が期待できる。また血液の分離・培養方法の根本的な違いから、コスト面での負担が少ないことが大きなメリットである。


 「他者リンパ球療法」は、当研究所が推奨するリンパ球療法です。
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「自己リンパ球療法」=自分のリンパ球を使ったリンパ球療法
この療法は、患者さんのリンパ球を体外に取り出して増殖させてから、再び患者さんの体に戻す方法で、輸注するリンパ球そのもので直接ガンを殺傷することを目的としています。「自己リンパ球療法」には、CAT療法、樹状細胞ワクチン療法、CTL療法、NK細胞療法などがありますが、これらの療法では何れも問題点があります。患者さん自身のリンパ球を使う場合、病気で弱ったリンパ球をいったん体外で増殖させなければならないため、ガンを攻撃する情報が失われてしまう点が一番大きな難点となっています。ある程度の効果は期待できますが、患者さん自身の病気で弱ったリンパ球を使うということは、その効果は弱いところがあり、また、未だガン特異物質の構造などが解明されていないので、不確実な部分をもった発展段階と言ってよいでしょう。
「他者リンパ球療法」=他人のリンパ球を使ったリンパ球療法
一方、私どもが行っている他人のリンパ球を使った「他者免疫リンパ球療法」とは、輸注するリンパ球自体にガン細胞の殺傷を頼るのではなく、他人のリンパ球を少量、患者さんに輸注することで、患者さん自身のリンパ球を活性化させて自身のガン殺傷能力を高めようという療法です。
体の中に入ったリンパ球は、患者の抗原を認識して攻撃し、排除するように働きます。すなわち、免疫能を高めることが疾病から身を守るということになります。
 健康なリンパ球を注入することで、身体の中にあるリンパ球に生物学的なメカニズムをもって細胞の賦活能力を増進させ、代謝を促進させようというわけです。 患者さんの体内には、弱りながらも自身のガンに関する情報を持ったリンパ球が存在します。そのままではリンパ球の働きを高めることはできませんが、他人のリンパ球をほんの少し輸注してやるだけで、ガン抗原情報はそのままに、リンパ球を活性化することができるのです。

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私どもが行っている他人のリンパ球を使った「免疫リンパ球療法(他者リンパ球療法)」とは、具体的にどのようなものかをご説明します。
リンパ球は、免疫学的には「異種のリンパ球が入ってくると、もともとある自分のリンパ球が刺激を受けて元気になる」という性質が認められています。つまり、元気で異質なリンパ球と血管内ですれ違うだけで、新しい刺激を受けて免疫システムを活性化させるのです。
この不思議で素晴らしい力によって、体内に入ったリンパ球は患者の抗原を認識して攻撃し、排除するように働きます。他者の健康なリンパ球を注入することによって、もともとある自分の体内リンパ球に各細胞の賦活能力を目覚めさせ、増進させて代謝を促進させようというわけです。
患者さんの体内には、弱りながらも自身のガンに関する情報を持ったリンパ球が存在します。そのままではリンパ球の働きを高めることはできませんが、他人のリンパ球をほんの少し輸注してやるだけで、ガン抗原情報はそのままに、リンパ球を活性化することができるのです。これが「他者リンパ球療法」です。
免疫療法の第一歩は、血液に含まれているリンパ球を、いかに無菌的に、かつ活性度の高い状態で分離するかです。もちろん血液自体に心配されるような、ウィルスや性病などのウィルスが含まれていないかどうかは厳しくチェックされます。
 血液型不適合を心配する人も多いですが。ABO式の血液型は赤血球による血液型の分離ですから、ここでは問題になりません。
その分離方法では特に細心の注意を払って、白血球の分離時に使用する試薬や遠心操作をする過程でなるべくリンパ球の活性を落とさないよう分離します。活性度が重要なので、原宿クリニックでは、分離してから24時間以内に輸注するように努めています。
さらに近年のアメリカでの研究結果では、他人のリンパ球を使った免疫療法は、ドナー(他人)のリンパ球を定期的に輸注することで、T細胞のキメラ化(※注1)が起こり、腫瘍の縮小(GVT効果)(※注2)が起こるとされています。米国臨床がん学会の発表では、リンパ球輸注を行っている間に腫瘍の縮小が起こるほかに、一定期間リンパ球輸注を行った後から、腫瘍の縮小が始まった患者さんのケースもあることが示されました。
アメリカでは、2000年に難治性の転移性腎臓ガンに対して、50%を超す奏功率が出て注目されています。中には完全寛解(CR)という、目覚ましい効果が出たことから、他の大学やがんセンターなどの病院も積極的に研究するようになりました。また、固形ガンの中でも比較的効きにくいと言われている転移性乳ガンにも十分な効果が期待されることがわかりました。
このようにアメリカでは、白血病以外のガン治療でも積極的に導入し始め、アメリカで「免疫リンパ球療法」と言えば、他人のリンパ球を使った「他者リンパ球療法」が主流になっており、今後も貢献し続けていくと考えられています。
※注1 同一固体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じることを指す
※注2 移植片対腫瘍効果 GVT;Graft-versus-tumor effect
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「リンパ球療法」が、ガン治療に顕著な効果がある事は理論的にも当然ですが、ガン以外の難病にも非常に効果的であることが分かってきました。
例えば、「免疫不全症候群」に対しても、症状を改善する事が認められてきています。免疫不全とは、一般に、免疫にかかわる器官や細胞に何らかの欠陥がある為に、免疫機能が低下した状態を言います。「先天性」と「後天性」のものがありますが、免疫不全症候群には、リンパ球の中のB細胞 にかかわる体液性免疫やT細胞にかかわる細胞性免疫に欠陥があり、免疫機能が低下する症状などがあります。
 エイズの様にウィルスに感染する事によって、後天的にリンパ球のT細胞系に異常をきたし、免疫不全になって、結果的に感染症にかかって死亡に至るものや、その他に「ブルトン症候群」とか「ギットリン症候群」などが知られています。
また、免疫疾患の中には免疫の仕組みが逆作用して起こる「自己免疫性疾患」は、自分の免疫の働きが体内の抗原物質に悪い方へ反応してしまうために起こる病気です。この自己免疫性疾患の中には、「ベーチェット病」「慢性関節リウマチ」「橋本病」「重症筋無力症」などがあります。また、「膠原病」も自己免疫性疾患の症候群であると考えられます。
これらの病気には一部の対症療法を除いて根治療法がありませんでしたが、「免疫リンパ球療法」を適切に行うことで非常に症状が改善されることがわかってきました。
このように「免疫リンパ球療法」は、ガン治療はもちろんの事、これまで難病と言われてきた病気の治療にも効果が見られます。原宿クリニックでもリウマチの患者さんを診ていますが、治療効果が高いことに私どもも喜んでいます。
今後も「リンパ球療法」の臨床研究はもちろんですが、併せて「免疫療法」全体の研究もさらに進め、多くの患者さんを救うべく努力してまいりたいと思っております。
                                     ガン以外の症例集はこちら
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私どもが行っている「他者免疫リンパ球療法」を受けるには、
●血液検査を受けていただき詳細をチェックします。(金額は¥45,000です)
この血液検査によって、現在の身体の栄養状態や各臓器の機能などをチェックするとともに、ガンを持っている方であれば腫瘍マーカーの検査により、ガンの進行状態やその他への転移の有無、リウマチなどの場合は細胞内の因子の型などをチェックし、それと免疫機能検査による免疫能(T細胞数・B細胞数・CD4/8比・活性T細胞数・NK活性など)を測定します。
●免疫リンパ球療法を行います。
(金額は他免疫細胞療法と比べて低く抑えております。また、ご相談料は無料です。)
検査結果により、2~8週間に1回のペースで1クール4回のリンパ球を注入する方法が取られています。2週間毎であれば、2か月間、4週間毎であれば4か月間で1クール4回を実施します。
 1回目の注入では、生体のバランスを整えます。
2回目のリンパ球は1回目のリンパ球より働きを強化して行われます。
※この働きの強化とは、Tリンパ球を強化することによるもので、
健康なリンパ球を培養することで可能になります。
 3回目以降は、抗原についての情報を得ている感作リンパ球を注入します。
3回、4回と実施するに従って、免疫能の持続はかなり安定してきます。
しかし、対症療法で薬物を投与するのとは異なり、免疫リンパ球療法を実施した後でも、疾病の状態が軽くなるまでにはそれなりの時間がかかります。また、治療のサイクルが2~8週間と一定しないのは、各人の症状によって異なるためであり、免疫力の上昇カーブを確認しながら決定するようにしています。
 リンパ球は鮮度が非常に重要で(調整したリンパ球の活性度は24時間しか保つことができない)、また大量生産ができないため、この治療を受ける際は、2週間前の予約を原則となっております。
 私どもが扱う他者のリンパ球(ドナーリンパ球)とは、20代の健康人の白血球から採取したリンパ球を無菌調整して使用しています。
また点滴による注入時間は100ccで20~30分程度です。
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免疫療法は患者さんの体質や栄養状態が強く反映される療法ですので、以下のことに気をつけてください。
●リンパ球は免疫力を高めるためのものですから、リンパ球を注入する前の日には十分な睡眠をとっておくなど、体調を整えた上で受けるようにしてください。 
●また、注入後、3日間はお風呂にはなるべく入らないようにし、軽いかかり湯かシャワー程度にしてください。
●注入後も規則正しい生活を心掛け、せっかく注入したリンパ球が病気のほうへ向けられ、本来の目的に使われなくなってしまわないよう風邪や腹痛を起こさないように気を付けてください。
●軽い事務や家事程度は問題ないですが、旅行やゴルフ、長時間の買い物などは避け、最低8時間の睡眠はとるようにしてください。
(効果が現れるのは人によって違いはありますが、おおよそ48時間以内に効果が現れ、1~10日程度持続します。)
リンパ球の注入による副作用は基本的にないと言えますが、ごくまれに現れることがあります。高血圧の人には反応熱や悪寒、低血圧や肝臓病の人には倦怠感や脱力感、代謝機能の落ちている人は眠くなったり、乗り物酔いに似た感じを受けるなどの変化が現れることがあります。この他、湿疹、月経周期の変化などが現れたケースもあります。
 いずれにせよ、注入されたリンパ球が体の中で病原菌と闘っている結果ですから、安静を保っていれば自然と回復します。

   他者リンパ球療法は、すでに弱った自分のリンパ球を活性化する自己リンパ球療法とは異なり、
   リンパ球の活性の培養に手間と時間が少なくてすむというところで、コスト面でも経済性が実現できています。
   また、運営における諸経費が抑えられていることなども要因です。
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免疫リンパ球療法は、
ガン治療の術前・術後再発防止、転移予防、残存ガン治療を主な目的にした治療法で、
ガン細胞を特異的に攻撃する免疫細胞を体内で誘導・活性することを狙っています。
この免疫リンパ球治療法というものは、従来の治療を完全に否定しているものではありません。
必要と判断した場合には、外科的治療、放射線治療、化学療法など従来の治療を実施、あるいは継続していただくこともあります。その上で、免疫リンパ球療法を併用し相乗効果を狙うという方法もとることがあります。化学療法とは異なり、強い副作用がないため、高いQOLを維持できることが利点です。
現在、他の医療機関で治療中の方には、セカンドオピニオン的な医療(セカンド・クリニック)としてご利用いただくことで、患者さん自身がより納得のいく治療を実現でき、また治療後の再発や日頃の健康管理について不安をお持ちの方に、心強い医療パートナーとして、免疫治療の医療機関「原宿クリニック」と 私どもウエルネスファート総合研究所をご利用いただけたらと思っております。
従来の治療だけでは完治が難しいガン治療の現状をふまえて、医療機関が互いに連携し、患者さんに上手に利用していただくことが、これからのガン治療における統合医療の在り方、また今本当に求められている医療だと私どもは考えます。
免疫リンパ球療法の治療において、リンパ球投与(2~4週間間隔で4回投与)は、
外来通院が可能です。
問診・診察および前後の血液検査を含めて
1クール=約10週間から18週間の治療期間で終了いたします。   
治療の間隔や回数は、患者様の状態に合わせて医師が決定していきます。
免疫リンパ球療法は、医師法に基づき、医師の責任と判断において
医療機関によって実施される「ガン治療」ですので、安心してご利用いただけます。
さらに詳しい説明をご希望の方はお問い合わせください。

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私どもの方針は、統合医療としての免疫治療を実践し、とにかく患者さんの体内リンパ球を元気にさせることを主眼においています。ですので、治療の際に、体内リンパ球を元気にするサプリメント(栄養補助食品)を、免疫リンパ球療法と併用することも患者さんにはお勧めしています。


日本の免疫研究の第一人者でもある佐藤静夫先生が開発した免疫活性健康ドリンク「サイマックス」。リンパ球を元気に育ててくれる栄養補助食品として、現在、免疫治療とも併用されています。もちろんその機能性から、日頃から免疫力を高めておきたいという方の健康維持や病気の予防としても広く使用されています。インフルエンザなどの流行前に免疫力を高め、ウィルスなどへの抵抗力を備えておきたいという方にもお勧めです。
治療の補助として利用:
よりヒトに近い豚の胸腺因子を液体ドリンクにした「サイマックス」は、臨床検査でも白血球の改善、リンパ球の活性増強という効果があったことから、原宿クリニックではすでに治療の補助として利用しています。
予防医学の観点から、健康増進・病気の予防・未病に:
 「病気になる前に、病気にならない身体づくりをする」ことは毎日の生活を充実したものにするためには大変重要なことです。日頃から健康維持・健康増進を目指している方にも「サイマックス」をご愛用していただいております。
また、最近特に注意が必要な新型インフルエンザなどのウィルスや病原菌への抵抗力を高めるために、免疫能を整える役割をしてくれます。
サイマックスとは、国内のSPF家畜の胸腺から、より自然な方法で成分を抽出したドリンクです。成分にはTリンパ球の成熟や活性に関わる因子が含まれています。またTリンパ球の活性に積極的に働くことから、抗体を作るB細胞の活性化を促したり、マクロファージやNK細胞を整えるとも考えられています。
 その機能・効能性によって、近年、アメリカのUCLAや、日本の専門医療機関から臨床報告や研究成果が発表され、医療現場においても注目を集めています。(研究成果の詳細はこちら)
 リンパ球は、胸腺という心臓の前、上方に位置する二葉のような形の白い小さな器官で育てられます。そして、体外から侵入したウィルスやガン細胞を攻撃するといった情報も、この胸腺でリンパ球に与えられるのです。
 胸腺は生まれた時には10g程度の重さで、思春期には30g程度に成長しますが、その後は衰え、40歳代には15g程になってしまいます。胸腺の衰えがリンパ球の数、機能低下と強く関係し、老化にともなう免疫不全の原因になることもわかったため、なんとか胸腺の衰えを防ぐ方法はないかと作られたのが、このサイマックスです。
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免疫療法の歴史をみてみると、「他人のリンパ球」を使うか、「自己リンパ球」を使用するかについては、学会を二分する大きな論争がありました。
1958年に、(旧)ユーゴスラビアのビンカで起きた原子炉事故で作業員8名が被爆し5名が重体になった際、フランスの医師団が直ちに健康人骨髄細胞の輸注が行ったところ、32日後に1名は亡くなったものの4名が助かったことから、健康人の白血球輸注による白血病治療の可能性を大きく裏付ける結果となりました。
その後も、この白血球輸注療法はフランスの医師らを中心にして白血病患者に対して広く試みられ、劇的な治療効果が認められました。1970年代に入ると、リンパ球の中にはガン細胞を殺す細胞があることが発見され、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」と名付けられました。そして「白血球(リンパ球)輸注療法」はヒトのガン治療にも試みられるようになり、日本では国立がんセンター病院脳外科、東北大学抗酸菌病研究所、国立高崎病院放射線科の3か所が研究拠点となり、臨床応用するようになりました。
効果は十分評価できるものだったのですが、患者さんの一部にGVH(移植片対宿主)病と呼ばれる一種の拒否反応GVH病が発症したことから、医学会では「他人のリンパ球(ドナーリンパ球)」を使用することに疑問を持ちはじめ、さらに研究が進むにつれて、白血球の型(HLA)が異なる場合にはTリンパ球はガン細胞を殺傷出来ないことが分かったからです。
しかし、他人のリンパ球を2~6×10(9乗)以上移植すると本人の正常組織が傷つけられて、いわゆるGVH病を発症することがありますが、それ以内の量に抑えられれば、免疫力が特に弱い人を除いてGVH病は起きないということが 当時はわかっていなかったため、現在の基準値の100倍位の量を輸注していたのです。
これは、輸注したリンパ球でガン細胞を全滅させる発想あったからだと、国立の医療機関等でガン免疫(リンパ球)療法の研究開発に携わってきた佐藤静夫博士は言います。
手術で摘出したガン組織を顕微鏡で覗くと、ガン細胞にいくつものリンパ球が取り付いているのが見えますが、ガン細胞を1個殺すためにはリンパ球が20個くらい必要ですので手術後に体内に残ったガン細胞の数を推定すると、必要なリンパ球の数は膨大になります。さらにGVH病を避けるためには、白血球のHLAという型を合わせる必要があり、当時は型を合わせる労力、コストも非常に大きかったために『他人のリンパ球』の輸注は無理ということになり、3つの研究拠点のうち国立がんセンターと東北大学は他人のリンパ球を使ったこの療法から完全に撤退してしまったのです。
一方、高崎病院の故・佐藤一英医長率いるチームでは、抗ガン剤は患者さんの正常な組織や細胞も殺してしまうので、ガン細胞を直接殺すためではなく、抗ガン免疫力を強くするための輸注リンパ球の数を先の基準値の半数以下にして、効果が大きくて副作用が小さい他人のリンパ球の輸注の療法を進めました。輸注した他人のリンパ球は型の違いを利用して患者の免疫細胞と反応し、攻撃を逃れているガン細胞を感知させて免疫細胞の殺傷力を回復させるというものでした。つまり、少量の他人のリンパ球を輸注することで患者のリンパ球を活性化させ、患者自身の免疫細胞にガンを殺す力を復活させようというものだったのです。
2Lの輸血においてGVH病が起こる確率は2万分の1から10万分の1とされています。「他人のリンパ球」(ドナーリンパ球)療法で用いる白血球数は全血にして約20mlですので、GVH病などの副作用はほとんどないと思われます。
原宿クリニックの免疫リンパ球療法は、この佐藤一英先生の流れを汲むものですが、あらかじめ抗ガン剤あるいは放射線を少量分割投与することで、特異抗原を持っている細胞膜はポリープ状に変化し、細胞から離れて免疫組織や細胞に感知されやすくなり、それらの細胞が輸注された他人のリンパ球との反応によって、特異的な抗ガン能力を持たせることができると考えたわけです。これが現在原宿クリニックで実践されている「他者リンパ球療法」の考え方の基本なのです。

参考文献:「もう一つのリンパ球療法」 著者 斎藤辰二 博士 ※先生のご著書より多々引用させていただきました。
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「免疫療法」の実践―ガン・リウマチ・膠原病・各種免疫疾患
ガン免疫細胞療法「免疫リンパ球療法」の種類:自己リンパ球療法と他者リンパ球療法
他人のリンパ球を使った「免疫リンパ球療法(他者リンパ球療法)」とは
ガン以外にも効果が期待される「免疫リンパ球療法」
原宿クリニックの「免疫リンパ球療法(他者リンパ球療法)」
従来のガン治療と「免疫リンパ球療法」との併用
統合医療としての「免疫リンパ球療法」の実践:従来のガン治療×免疫治療×代替補完療法(健康食品・サプリメント)
リンパ球療法の歴史